2021年度JNTO地域セミナー上半期オンライン実施報告(デジタルマーケティング、SDGs)

Written by JNTO

JNTOでは、7月15日に地域セミナー(旧名:マーケティング研修会)をオンラインで実施しました。600名を超えるインバウンド誘致の取り組みを行っている実務担当者にご参加いただき、コロナ禍において重要な「インバウンド再開に向けた訪日プロモーション」「アジアにおける大規模キャンペーン事業」「自治体・DMOの情報発信におけるSNS活用のポイント」「JNTOにおけるSDGsの取り組み」のテーマを取り上げました。当記事では「自治体・DMOの情報発信におけるSNS活用のポイント」と「JNTOにおけるSDGsの取り組み」の要約を掲載しています。

目次

「インバウンド再開に向けた訪日プロモーション」と「アジアにおける大規模キャンペーン事業」の要約記事はこちらからどうぞ。

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2021年度JNTO地域セミナー上半期オンライン実施報告(海外プロモーション)

JNTOでは、7月15日に地域セミナー(旧名:マーケティング研修会)をオンラインで実施しました。600名を超えるインバウンド誘致の取り組みを行っている実務担当者にご参加いただき、コロナ禍において重要な「インバウンド再開に向けた訪日プロモーション」「アジアにおける大規模キャンペーン事業」「自治体・DMOの情報発信におけるSNS活用のポイント」「JNTOにおけるSDGsの取り組み」のテーマを取り上げました。当記事では「インバウンド再開に向けた訪日プロモーション」と「アジアにおける大規模キャンペーン事業」の要約を掲載しています。

①自治体・DMOの情報発信におけるSNS活用のポイント(JNTOデジタルマーケティングセンター 渡邉)

―SNSマーケティング の重要性について

「現在、ユーザー全体のSNS利用時間が増えています。SNSは『空き時間活用』『情報検索』『自らの体験シェア』といったように多目的で使われており、欧州におけるInstagramの月間ユーザーは今年(2021年)度で約1.3億人になる見込みです。またJNTOが管理している全SNSのファン数も960万人以上であり、その数は右肩上がりです。コロナ禍において、ユーザーとコミュニケーションを取ることが重要であり、SNSの方が一方的な広告よりもその役割を十分に果たすことができます。

コロナ以前は、訪日外国人旅行者が日本滞在中に日本の絶景等をSNSにて家族や友人向けに発信していましたが、コロナ禍ではそれができないため、地域の皆様が積極的にSNSを通して情報を発信していくことがより重要になっています」

※「SNSマーケティング」とは、InstagramやTwitterなどの人気SNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用し、自社商品やサービスの宣伝・ブランディングを行うことにより、認知獲得や売り上げ拡大につなげるデジタルマーケティング手法のひとつ。

ユーザーのSNS利用時間が増えている

 

―SNSマーケティングのメリットとデメリット

「SNSマーケティングは比較的簡単に始めることができ、ユーザーの反応を確認しながら、ユーザーとコミュニケーションを取ることができるメリットがある一方、『ユーザーのコメントへの対応』『日々の投稿業務の増大』『拡散と炎上の可能性』といったデメリットを避けることができません。SNSを運用していくなかで、炎上リスクはゼロにできません。SNSは拡散性があることから、常に炎上するリスクを把握したうえで情報発信していく必要があります。

また、JNTO本部アカウントSNSにおけるユーザーの反応時間が高い時間帯はAM6:00とPM23:00であり、それらの時間帯でもコメント等にどのように対応していくことが望ましいのか確認する必要があります。

そして投稿素材の権利許諾処理につきましても確認する必要があり、Twitter上で画像を転載するリツイートをしただけでも、条件次第では法的リスクを伴う可能性があります。これらはSNSマーケティングを行ううえで直面する課題です」

SNSアカウント運営のメリット、デメリット

 

―SNSマーケティングの効果的な情報発信方法

「私たちが活用できる情報発信プラットフォームはデジタルだけではないですが、現在においてSNSユーザーが世界で約40.2億人いることからSNS情報発信の役割は重要です。

市場に応じて異なるものの、SNSのなかではFacebookユーザーが多い傾向でありますが、ひとつのSNS運用に限らず、目的に沿ってSNSを使い分けることが必要です。

JNTO本部では3つの柱でSNSでの情報発信をしています。

① 『速報性・旬・流行りのある投稿』
実例)七夕の日に七夕に関する情報とともにビジュアル性の高い画像を投稿。

② 『ビジュアル性があり、詳細な情報を必要としない投稿』
実例)時期や時間帯によって見え方が大きく違う棚田の写真を複数枚まとめて投稿。

③ 『ユーザーからのコメントや反応と連携した投稿』
実例)訪日する前にSNSを活用してどのようなことを確認したいかアンケートをとり、温泉のニーズが高いことがわかり、温泉のガイド情報が豊富なコンテンツを投稿。

これら3つの柱を意識して投稿したあと、それらのコンテンツがユーザーから非常に好評だったことがわかりました。ユーザーの反応を確認しながらも、ぜひこちら3つの柱の投稿方法をご参考にしてみてはいかがでしょうか」

※実際の投稿はぜひアカウントでご確認ください。
英語グローバルウェブサイト Travel Japan
Facebook @visitjapaninternational
Instagram @visitjapanjp
YouTube @visitjapan
TripAdvisor @VisitJapan
JNTOデジタルマーケティング ガイドライン集はこちらからどうぞ

①自治体・DMOの情報発信におけるSNS活用のポイント(JNTOデジタルマーケティングセンター)

 

②JNTOにおけるSDGsの取り組み(JNTO地域連携部 地域プロモーション連携室 波多野)

―SDGs に向けた取り組みについて

「現在SDGsの取り組みについて世界の旅行者も注目しています。世界の旅行者の68%が『旅行に費やしたお金を現地コミュニティに還元されたい』、43%が『旅行に関する選択にさらに配慮することで現地のコミュニティや経済を支えたい』と考えています。

ポストコロナを見据えて、JNTOでは『SDGsへの貢献と持続可能な観光の推進に係る取り組み方針』 の策定と取り組みの強化を定めました。JNTOが考える持続可能な観光とは地域の『環境・文化・経済』を守る・育むことです。

②JNTOにおけるSDGsの取り組み(JNTO地域連携部 地域プロモーション連携室)

JNTOでもSDGsに向けてさまざまな取り組みを行ってきました。JNTOローマ事務所では商談会等にリユースを行ったブースを設置し、廃材を削減したのみならず、LED照明器具の使用、オンラインアンケートの実施を行いました。また、ユニバーサルツーリズム推進の一環として、JNTOツーリスト・インフォメーション・センターでは、障がいのある旅行者の意見を反映し、目でも指でも読める点字や聴覚支援システムを導入しています。

コロナ禍を受けた世界の旅行者の持続可能性(サステイナビリティ)に対する意識が高まるなか、世界に日本の魅力を発信する組織として、今後もJNTOは組織運営や事業活動において、より一層環境保全に配慮していきます」

※SDGsとは、2015年の国連サミットにおいて採択された、持続可能な世界を実現するための2016年から2030年までの国際目標「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals=SDGs)」。

SDGsの貢献と持続可能な観光(サステナブルツーリズム)の推進に係る取組方針③

 

今年12月にもJNTO地域セミナーを実施する予定であり、詳細につきましては後日お知らせいたします。皆様のご参加を心からお待ちしております。

2021年度JNTO地域セミナー上半期オンライン実施報告(海外プロモーション)の記事はこちらからどうぞ。

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