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コロナ禍におけるインバウンドの情報発信実例(JNTOデジタルマーケティング連載vol.7)

2020年09月25日 (金)

Written by JNTO

コロナ禍において、世界中で人々の生活スタイルが変化してきています。出入国制限による海外旅行の中止や、リモートワークやオンライン授業による在宅時間の増加などが起こる中、インバウンドにおける情報発信も工夫が必要です。こちらの記事では、コロナ禍のオンラインコミュニケーションとして、JNTOが実施した情報発信実例をご紹介します。ご参考になれば幸いです。

目次

コロナ禍におけるJNTOのオンライン情報発信方針

自宅やオンライン環境で日本の魅力を体感

コロナ禍において世界中の人々は、より多くの時間をデジタルに費やす傾向があります。スマートフォンやタブレット、パソコンなどのディスプレイを、より長く見ているということです。そのため訪日旅行が難しいコロナ禍において、FacebookやInstagram、YouTube、Webサイトなど、オンライン上に適切なメッセージを発信することは、地域のインバウンド施策にとって重要となります。

JNTOではSNSやWebサイトを活用した、自宅やオンライン環境で日本の魅力を体感していただけるコンテンツ(下記の①~④)を発信しています。

コロナ禍におけるJNTOのオンライン情報発信方針
①行動制限等でストレスが溜まるユーザーをリラックスさせ、楽しんでもらうことができるコンテンツ
②クイズ形式や人気投票の実施等、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションを目的としたコンテンツ
③VR動画やオンライン花見等、仮想的訪日観光体験ができるコンテンツ
④映画を楽しむ感覚で視聴できる高品質・長編動画コンテンツ

そのほか、過去にユーザーの反応が良かったコンテンツを再編集した投稿なども実施しています。

海外の各政府観光局も同じようにオンライン情報発信に積極的に取り組んでいます。海外旅行ができる状況になった際、日本が、そして皆様の地域が旅行先の選択肢に入るよう、今のうちから継続的に訪日に関心のある方々と、オンラインコミュニケーションを取ることが重要です。

情報発信方針に基づく実例(Instagramストーリー、VR動画)

Instagramのストーリー機能を活用したバーチャル旅行投稿

上記でご紹介した「コロナ禍におけるJNTOのオンライン情報発信方針」に基づき、JNTOが実施した事例をご紹介します。

まずはJNTO本部のInstagramアカウント(@visitjapanjp )で実施した、Instagramのストーリー機能を活用したバーチャル旅行投稿 です。@visitjapanjp では通常の投稿に加えて、週1回のペースでストーリー投稿を実施し、ユーザーとのインタラクティブ(双方向)なコミュニケーションを図っています。

コロナ禍では、情報発信方針の「①行動制限等でストレスが溜まるユーザーをリラックスさせ、楽しんでもらうことができるコンテンツ」「②クイズ形式や人気投票の実施等、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションを目的としたコンテンツ」に基づきコンテンツを制作。バーチャル旅行と題し観光地を紹介しつつ、クイズ等を盛り込むことでユーザーが参加できる形の情報発信を実施しました。最近では内容もブラッシュアップを重ね、観光地に到着するための移動手段等も盛り込んでいます。

さらに、フィード投稿になく、ストーリー投稿にある特長のひとつがURLリンクの設置です。ストーリーを通じて該当観光地に興味を持ったユーザーに対し、JNTOグローバルサイト の地域ページに誘導することができるため、WebサイトとSNSの有機的な連携につながっています。

ストーリー投稿の事例は、下記のURLよりご確認いただけます(Instagramへのログインが必要です)。
https://www.instagram.com/stories/highlights/18102859303174791/

ストーリー投稿のポイントも掲載しているInstagramの運用ガイドラインについて、下記の記事にてご紹介しています。ぜひご参考ください(ガイドラインはコロナ禍以前に作成したものになります)。

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VR動画を活用した仮想的訪日観光体験

続いてご紹介するのは、情報発信方針の「③VR動画やオンライン花見等、仮想的訪日観光体験ができるコンテンツ」「④映画を楽しむ感覚で視聴できる高品質・長編動画コンテンツ」に基づき制作した、仮想的訪日観光体験を提供するVR動画です。

VR動画掲載Webサイトはこちら

視点を自由に操作することができるVR360度動画にて、東京タワー、嵯峨野 竹林の道、奈良公園、伏見稲荷大社、直島等の観光地に加え、ゲームセンターや回転寿司等のカットも盛り込み、ユニークな楽しみを演出しました。JNTO本部のFacebookアカウント(@visitjapaninternational )でVR動画の訴求投稿を行ったところ、2,483いいね、128件のコメント、2,392シェアを獲得。ユーザーの反応は非常に高く、外部メディア等にも取り上げられる結果となりました。

ウィズコロナのインバウンドは、デジタルマーケティングがより大切に

今後の状況を見据え、今から取り組めることをふたつご紹介します。

ひとつ目は各市場の旅行業界・消費者の最新動向の把握です。情報はめまぐるしく変化していくため、コロナ禍における最新動向の把握はなによりも重要です。JNTOでも海外事務所を通じて最新情報を収集しており、JNTO賛助団体・会員様向けニュースフラッシュや各種セミナー等 で発信しています。

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海外事務所のネットワークを活かしてインバウンド事業をトータルで支援

日本政府観光局(JNTO)は、訪日プロモーション事業の実施主体として、外国人旅行者の誘致活動を行っています。本連載では、JNTOの取り組みをより知ってもらうため、活動内容や地域との連携などについて紹介していきます。今回は、地域連携部会員サービスグループの北澤アシスタント・マネージャー(以下、北澤AM)が、同グループが運営する「事業パートナー制度」についてお話します。
※所属部署・役職は取材当時の情報です。

そしてふたつ目は、将来の訪日につながり得る継続的な情報発信です。ウィズコロナでの旅行者は、以前よりも旅行に強い動機(個人的な目的や意義)が必要となることが予想されます。そのため、SNSやWebサイト等のデジタルマーケティングを通じて地域の魅力を訴求していき、状況が改善した際に、旅行先の候補のひとつとなるように継続的なコミュニケーションを取っていくことが重要です。

コロナ禍のいま、上記でご紹介した情報発信方針もご参考いただき、「すでに日本に対して興味・関心を持っている層を主たるターゲットとした継続的な情報発信」 を実施してみてはいかがでしょうか。
※予約・購入を促す情報発信は、現時点(2020年9月)では避けたほうが無難と言えます。

下記の記事では、ウィズコロナ、アフターコロナにおける、今後のプロモーションや旅行トレンドなどについてご紹介しています。

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【2020年度調査】訪日旅行市場における新型コロナ感染症の影響と需要回復局面の旅行者ニーズと志向に関する調査

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ウィズコロナ、アフターコロナにおけるインバウンドについて

日本政府観光局(JNTO)は、訪日プロモーション事業の実施主体として、外国人旅行者の誘致活動を行っています。新型コロナウィルスの影響を受けるインバウンドに関して、どのように対応していけば良いか不安な地域の方もいらっしゃると思います。今後のプロモーションや旅行トレンドなどについて、企画総室長 藤田礼子がお話しします。
※所属部署・役職は取材当時の情報です。

次回のJNTOデジタルマーケティング連載では、地域の皆様にご利用いただけるデジタルマーケティング支援メニューに関する記事を予定しています。

下記は、JNTOが運用する各種オウンドメディアです。

英語グローバルウェブサイト Travel Japan
Facebook @visitjapaninternational
Instagram @visitjapanjp
YouTube @visitjapan
TripAdvisor @VisitJapan

下記は、JNTOデジタルマーケティング連載の記事です。こちらもぜひご参考ください。

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ウィズコロナ、アフターコロナのインバウンドにおけるデジタルマーケティング(2020年度JNTOマーケティング研修会の講演収録より編集して掲載)

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訪日インバウンドにおけるデジタルマーケティングのよくある質問集(JNTOデジタルマーケティング連載vol.10)

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2020年度デジタルマーケティング支援メニューのご案内(JNTOデジタルマーケティング連載vol.8)

日本政府観光局(JNTO)が地方自治体、DMO、民間企業等の皆様を対象に実施する「デジタルマーケティング支援メニュー」の受付を開始しました。ウェブマガジン、情報発信コンサルティング、デジタル広告の3メニューをご用意しており、利用団体様からご好評をいただいています。訪日需要回復期に備えて皆様の地域への興味関心層を増やすため、コロナ禍を踏まえた最適なメニューをご案内いたします。

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JNTOグローバルWebサイトの訪問者がよく使う「検索キーワード」は?(JNTOデジタルマーケティング連載vol.6)

訪日外国人旅行者や日本に関心がある世界中の人々は、どんなキーワードを使ってオンラインで日本の情報を探しているのでしょうか。検索キーワードは、コンテンツ磨きのヒントになります。JNTO英語グローバルWebサイトは英語圏を中心に世界中から訪問されるWebサイトです。そこに集まる検索キーワードと、キーワードを使った改善事例をご紹介します。

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ソーシャルリスニングを活用したSNSコンテンツ最適化のコツ(JNTOデジタルマーケティング連載vol.5)

投稿のネタ探しに行き詰まったり、投稿結果の分析に悩んだり。FacebookやInstagramなどを運用する中で、どんなSNSコンテンツが外国人に効果的なのか、疑問に思った経験はありませんか。JNTOデジタルマーケティング室では2019年度、『ソーシャルリスニング』を活用したSNSコンテンツの最適化に取り組みました。そこで「ソーシャルリスニングとは」「SNSコンテンツ最適化のコツ」といった、取り組みを通して得た知見やノウハウをご紹介します。自治体やDMO等の皆様の参考になれば幸いです。

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2019年、「いいね」を一番集めたインバウンドの観光地は? JNTOグローバルSNSアカウントの人気投稿ベスト10

改元やG20、ラグビーワールドカップなど、さまざまなビッグニュースがメディアを賑わした2019年。日本政府観光局(JNTO)デジタルマーケティング室でも、世界中の方々に日本の魅力を知っていただけるよう、さまざまなチャネル(媒体)から訪日情報の発信を行ってきました。
この記事ではSNS担当者の目線で2019年の投稿を振り返り、JNTOのInstagramとFacebookアカウントで好評を博した観光スポットをご紹介します。地域の皆様のSNS運用や観光コンテンツ開発のヒントになれば幸いです。

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Instagramで地域の魅力を海外へ。『効果的な情報発信を行うためのInstagram運用ガイドライン』(JNTOデジタルマーケティング連載vol.3)

日本政府観光局(JNTO)が訪日プロモーションSNS事業を通じて培ったノウハウや知見をまとめたガイドラインの第2弾『効果的な情報発信を行うためのInstagram運用ガイドライン』が完成しました。第1弾のFacebookガイドラインに続き、第2弾ではInstagramにフォーカス。「Instagramは写真選びが難しそう」「流行りのストーリーズを活用したいけれど、やり方がわからない」といったお悩みをお持ちの自治体・DMOの皆様にとって、外国人旅行者向けアカウント運用の一助になれば幸いです。

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Facebookで地域の魅力を海外へ。『効果的な情報発信を行うためのFacebook運用ガイドライン』(JNTOデジタルマーケティング連載vol.2)

日本政府観光局(JNTO)はこの度、「効果的な情報発信を行うためのFacebook運用ガイドライン(英語版)」を制作しました。JNTO本部の英語Facebook事業を通じて培ったノウハウや知見を、実際に行った投稿改善例など具体的事例を交えながら解説しています。「Facebook運用を開始したい」「効果的な投稿を作成したい」など、自治体やDMOのインバウンド担当者の皆様の参考になれば幸いです。

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『Webサイト分析手法とPDCAサイクルの秘訣』JNTOデジタルマーケティング連載vol.1

JNTOにデジタルマーケティング室が発足し2年が過ぎ(2019年12月現在)、インバウンドにおけるデジタル領域のさまざまな知見がたまってきました。そこで、自治体でインバウンドに携わる方やDMOの皆さんへ少しでもお役立ていただければと思い、デジタルマーケティング室が取り組む情報発信手法や分析の仕方などについてご紹介いたします。私たちが日頃から目指しているのは、デジタルマーケティング手法を活用することはもちろん、「データを基に考える思考」「データ分析に基づく判断」(いわゆる「データドリブン思考」)を身に付けることで、これまでの経験や知見を大事にしながら、それらをデータ的にも裏づけることにより、マーケティング・プロモーション活動を行っていくことです。

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